Touring Report 3

・平成18年度 第2回ShortTouring

         2006−09−10(sun)

それは8月の末に突然起こりました。
30日は水曜日で本店も休み、ジャスコも休み、夏休みも最終日。
「子供達とどこか行こうかな〜」と思っていたらジーちゃんに
「30日に小学校のせんべ焼き体験があるから行ってくれ」と突然言われました。
「せっかくの完全OFFなのに〜。よ〜し、こうなったら・・・」
そこで嫁さんに「今度の10日はジャスコ休みだから「よしの」達がOKならバイク乗ってきてイイ?」
「今あまり忙しくないから、いいんじゃない」との事。
やった〜。さっそく「よしの」にTEL。
「OK!バイクも治ってるよ。」
続いて柳場
「10日はボーイスカウトの集まりが有るんだよね。
 でもサボっちゃおうかな〜。」
空かさず「よしの」と
「それがいい、それがいい(サボり)」と言いました。
そして目出度くST決行となりました。
コースは以前3人で回り損ねたコース+蟻確認に決定。
バイクは春に走り損ねたままだからあとはGASのみ。
STを明日に控えスタンドで給油。
タイヤの空気圧を点検しながらフト見ると
ギャァァァァァァ。こんな所に、クックッ、クラックがぁぁぁぁ。
これは危険度から言えばレベル4。(5だとSTは無理)
でもせっかく3人揃うのだから何とかしなくては・・・。
さっそく近所のパーツ・ショップに在庫を聞くと「無し」。
もうジャスコに入る時間が近づいてきました。

しょうがない!と応急処置で包帯(タイラップ)を巻きました。
ドキドキしながらSTの開始です。
前日運動会だったためまともな朝ごはんがないため
待ち合わせのSAで何か食べようと早めの出発。
20分前に三芳SAに付くと何とそこにはすでに「よしの」が。
ホット・ドックなどを食べ柳場を待ちます。

会長は今日もドーピングです。(またスーパー)
しかし柳場が来ません。
集合時間を20分過ぎたので「よしの」が探しに行きました。
すると柳場は別のところで私達を待ってました。
柳場も早めに着いて朝ごはんを食べていたため、その時擦れちがってしまったようです。
今日は交通量も多めなため、さっそく出発です。
いつものようにあまり走りやすくない関越道を北へ。

花園ICで降ります。
今回は道が悪く狭かった定峰峠はパス。
有料のバイパスを抜け秩父へ。
「秩父ミューズパーク」の中を抜け(結構おもしろい道)R299へ。

あまりの暑さにコンビニで休憩。
水分の補給です。
会長のバイクだけ不具合があると不公平なので
他のバイクのあら探しをします。

すると発見。「よしの」のRタイヤに傷が。
でも大したこと無いので一安心。

R299で一枚。
空がまだ真夏。
本日の1本目、志賀坂峠です。
先頭の柳場が譲ってくれたので「よしの」と先行します。
涼しさを期待した頂上付近も暑いので「さざ波岩」まで下ります。

「よしの」は前回見ていないので見学へ。
相変わらず大音量の解説テープを聴きます。

「何で地面の足跡なのに垂直なの」と「よしの」のもっともな疑問。
地面隆起とはいえまるで見本のように立てかけてあります。
「ダイダラボッチがやったのかな」。

意味もなく嬉しそうに指さす「よしの」の手には今話題のハンカチが。
こんな所に珍しく他のバイクの団体が。
騒がしくなってきたので出発です。

R299を前回のぶどう峠ではなく十石峠を越え長野県を目指します。
峠が近づくとまた柳場が譲ってくれたので「よしの」と先行。
しかし道が狭いうえ木陰の路面が濡れています。
走っているとなんだか目が回ってきました。
相変わらず「よしの」は飛沫を上げながら平気で先を行きます。
追っかける気持ちが萎えてきた所で頂上となり休憩。

「お前良く平気だったな」と「よしの」に聞くと
「やっぱり濡れてたのか。解らなかった。オレのはABSが付いているから大丈夫!」。
いくらABS付きでもアクセルを開けた時は・・・。

「でもオレもやっぱり目が回ったよ」
どうも強い日差しと木陰の繰り返しを凝視しながら走っていたらのようです。
ここも頂上(峠)なのに涼しくありません。

身体を動かし気合いを入れ出発です。
R299からR141へ。
浅間山が見えてきました。(上手く撮れなかった)
柳場が給油をしたのでここでスワッピング大会。
 よしの+DUCATI 900SS(会長号)
 柳場+BMW R1200ST(よしの号)
 会長+BMW F650(柳場号)
に跨り蓼科スカイラインへ出発です。

・よしののDUCATI 900SS評
 軽い!こんなに乗りやすかったっけ?でもやっぱりクラッチが・・・。
・柳場のBMW R1200ST評
 すっごくスムーズ。でもなんか止まる瞬間がヘン。
・会長のBMW F650評
 何か車に乗ってるみたい。シートベルト締めたくなる。
また自分の愛車に戻り蓼科スカイラインを駆け上がります。
「よしの」と思いっきり楽しみました。
分かれ道に来たので柳場を待ちます。
別荘地を抜けるのですがここが酷い舗装の道。
おまけにそれを直そうと工事をしているためさらに酷いことに。
あっという間に見えなくなるほど柳場にブッチ切られました。

でもそこを抜けるとこの景色!
コスモスもニコニコ。
この空の色。
求めていたのはこの爽やかさ!
バンザ〜イ!
たたずむ3台。
よしの号。
柳場号。
会長号。
このまま女神湖まで下ります。
蓼科山を眺めながら
ちょっと遅いお昼に。
「よしの」はしょうが焼き定食。
柳場はチャーシュー麺。
会長はとろろそば。
食後の一服。
私はここでお土産の購入。
子供達用はこれ。

大人用はこれ。
コスモスをバックに愛車を撮影する柳場。
残され佇む2台。
今度は八ヶ岳をバックに3台。
そこへ執拗にローアングルを狙う怪しいオジサン。
その2

ここから第2回スワッピング大会。
 よしの+BMW F650(柳場号)
 柳場+DUCATI 900SS(会長号)
 会長+BMW R1200ST(よしの号)
の組み合わせです。
すると珍しく柳場がコースをロスト、動揺したのかエンスト。
そこに「よしの」がパニック・ブレーキで突っ込んできました。
どうも余所見(メータ)をしていたようです。
・よしののBMW F650評
 タコ・メータを見てたら突っ込むかと思った。
 ブレーキが最後に思ったより利いて良かった。
 こんなところで3台共倒れなんて・・・。
 (何か評価をしてない)
・柳場のDUCATI 900SS評
 フレームが腿に当たって痛い。
・会長のBMW R1200ST評
 ベンツのような乗り心地。さすがドイツのGT。
どうもみんな試乗時間が短く十分な評価が出来なかったようです。
右手に「南アルプス」左手に「八ヶ岳」眺めながら富士見へ。
別荘の蟻退治の結果確認です。
手前に見える階段の基部に有った大きな巣などの撃退を確かめました。
蟻退治は成功のようです。

除草もOK。
中に入って一休み。
ここで問題。
これは何でしょう。

正解はライト(スコープ部)付き「ライター」。
フレキシブル・ホースの銃身の意味が分からずオオウケ。

まだまだ名残惜しいのですが「お帰り」の支度です。
諏訪南ICから中央道に乗り双葉SAへ。
途中Buellが単独で転けていました。
「パニック・ブレーキかアクセル開けすぎて一人で回っちゃたんじゃないの」。


夕日を浴びた3台。
給油をして東京を目指します。
昼間はまだ真夏だった空も夕方には秋の筋雲に。
見事な空をバックに富士山など色々な山の眺めを堪能しました。
しかしその先が渋滞。私はいつものことと思っていたら
中央道も最近は車線も広がりこんな渋滞は珍しいようです。
30Kmの脇抜けは辛かった。

やっとの事で石川IC到着。
駐車場の片隅にはカウンタックが。
今日はこれで3台目です。
それほど今日は天気が良かったということでしょう。
とっても満足な1日でした。




さ〜、今度はどこ行こう!