Touring Report 1

・北茨城耐寒ツーリング

         2005−03−26(sat)

お待たせしました。
平成17年度第1回STのツーレポです。
出席者は夕方からジャスコの店番がある「会長」と
会社に“仕事が進んでいる”様に見せかけてきた「やぎなば」です。
「よしの」は農繁期のため欠席。次回の参加が楽しみです。

バイクは前回のドタバタがあるので前もって入念な準備をしました。
(と言ってもまた木曜日にガソリンを入れただけですけど・・・)
当日、5時半に起きてまずジャスコに配達。
しかしよく考えたら今日は26日。
25日に締めたパートさんの給与を計算しなければ・・・。
朝の6時前からパソコン、パタパタです。
30分には出ないと遅刻です。どうにか間に合い、さあ印刷。
ところがプリンタから“ヒー”と叫び声のような異音が・・・。
「まともに印刷できない。もうダメだ。
帰ってきてからどうにかしよう。」と40分に出発を決意。
ところが“さあSTだ。”とエンジンをかけようとしたら
なかなかかかりません。朝の強い冷え込みにドカちゃんはご機嫌斜め。
片肺のまま「どうにかなるだろう」と出発しました。
しばらくバック・バーン、アフター・バーン、エキパイ内での爆発など
爆音をまき散らしながら無理矢理走りました。
しかし今日のドカちゃんは頑固でした。いつもなら収まる距離を走っても
今日はダメです。「今日はやぎなばに赤の8号を乗せて許してもらおう」かなっと
考えたのですが「今クラッチを切ったら、もうかからない」という状態にまで発展。
早朝の赤信号を4つぐらいぶっちぎり全開をくれていたらやっと機嫌が良くなりました。
おかげであまり遅れずに集合場所に到着。
待っていた「やぎなば」と合流、今日のコースをだいたい打ち合わせ。
いよいよSTのスタートです。しかし今日のSTには2人の敵が潜んでいました・・・。


まずは常磐道を北茨城まで。
途中でトイレ休み。

題:2台と梅とオジサン
題:ドカと梅題:パーキング寝転ぶ変なオジサン
途中右手にキラキラの太平洋の
水平線を眺めながら走行。(当然写真無し)
海の見えると思っていたPAで休憩。
あと松をゲットすれば“松竹梅”完成!
題:2台と竹とオジサン
北茨城ICを出て山へ向かいます。
今日の1本目、県北東部広域農道です。
交通量も少なく(というか他に誰もいない)
路面も比較的きれいな道をグイグイ登ります。
題:海とBMWと青い空(逆光が惜しい)
題:ガードレールにのぼる変なオジサン題:雪とBMWと凍結防止剤

そして現れた1人目の敵
そうスゴイ寒さなのです。お日様サンサンなのに
路肩には先日降った雪が・・・。
見ないようにするのですがついつい目に。
途中出来たばかりのダムなどを見ながらR461へ。
このR461も楽しい道なのですが車が多く後を着いて走ります。
前を行く軽が道を譲ってくれたので気持ちよく追い越して
コーナーにさしかかると路肩には一面の雪。気が抜けません。
コンビニで休憩してこれからのコースを確認。
「袋田の滝方面」というと「やぎなば」がワクワク。
なんと「やぎなば」の奥さんは“滝ファン”。
先に見て自慢しようかと思ってらしいのですが
「お楽しみは夫婦揃って」と後にとって置くそうなので本日はスルー。
ちなみに「やぎなば」は“ダムファン”。(似たもの夫婦)
さっきのダムは心引かれたそうです。
今度是非、赤目八十八滝へご夫婦で!

R349から猪鼻峠へ。森の中の1車線の峠道。
「やぎなば」が先行して生き生き走ります。
しかしコーナー途中に連続矢印が。(イライラ)
下りは広く路面の良い道。快適に下ります。
「袋田の滝」入り口を見ながらここらでお土産を。

今回のオススメは“ゆば”。
関東各地にも(日光など)
ゆばを名物としている所は
あるのですが、我が家ではここのが1番。
ウチの末っ子もここ以外のゆばは
美味しくないと食べません。
(やっぱり京都のは美味しいのかな。
関西支部、リサーチしといて!)
“よ〜し、関西支部と「よしの」にも買ってゆこう”
と思ったらやはり生ゆば、賞味期限が短い。
宅急便というのも味気ないし・・・。
手渡しは出来ないし・・・。
しょうがない、また今度という事に。(残念でした。)
「やぎなば」共々自宅用を購入。
久慈川沿いのR118を走行。途中寄り道。
「やぎなば」が何かを拝んでいます。
題:河原で何かを拝む変なオジサン
拝んでいる(撮っている)のはこれ。
題:沈下橋とBMW
増水した時に流されないように
川に沈んでしまう珍しい橋です。
(テレビに良く出る四万十川のとは違い
小さな欄干が着いています)
吊り橋が苦手な「やぎなば」も
最初はビビっていましたが
水面からの距離がないので大丈夫そうです。
そこにまたあの人が・・・
題:ヘルメットを被ったまま川で泳ごうとする変なオジサン

さらにR118を下り広域農道“ビーフ・ライン”へ。
どこが“ビーフ”かと思ったら
「入り口に牛舎があったよ」との事。
この道は2車線で路面も非常に良く快適です。
直線、アップダウンが多く攻めると
スピードが出てちょっと怖いですが
流すには丁度良いです。
このまま行くとお昼を食べられそうな所がないので
市街地に近い所で一時離脱してラーメン屋さんへ。
別に不味い訳ではないのですが、
なんか“高校の学食のラーメン”を思い出す味でした。
(どういう味だ!写真無し)
バイクにもガソリンを食わせ再び“ビーフ・ライン”へ。
“ビーフ・ライン”は途中未開通部分もあるのですが
そこがまた「やぎなば」チックで楽しいです。
“壁面観音菩薩”なる看板もありいつか寄ろうと思っています。
相変わらず対向車もこない快適なクルージング。
すると「土砂崩れによる通行止め」が。
トンネルを通り一山迂回し笠間の街に。
ここは日本三大稲荷(諸説あるらしい)の一つ
笠間稲荷神社もある陶芸の街

「やぎなば」の後ろに見える壺も
実は高さ六mぐらい、でかい。
ここで本日二人を悩ませた二人目の敵が
カメラに捕らえられました。
それは“花粉”です。
写真のようにずぅ〜っと鼻をかんだり、
くしゃみの連続でした。
何しろ山間部は杉・杉・杉。
「今度は花粉のない時にしよう」
と二人は誓いました。

本日はSSTという事でここで「やぎなば」とは分かれます。
私は店番に。「やぎなば」は“この時間に帰ると家の掃除を手伝わされる”と
もう少し周辺を徘徊してから帰るそうです。
(「やぎなば」何処か良い所あった?)
友部ICから高速に乗り3時ぐらいに帰宅しました。
あ〜楽しかった。ストレスなんて何処かいっちゃたよ。

最後まで“松”には出会いませんでした。