百観音巡り

・秩父編 下ノ巻その二

         2012−11−30(wed)

その一からの続きです。


まずは札所二十七番 竜河山 大淵寺です。

観音堂を目指していると遙か上にも観音様が。(矢印の先) 露出を観音様に合わせるとお堂がつぶれる。
観音堂でお参りです。今回はこちらで勘弁してもらいます。
御影を頂きました。
境内で一枚。紅葉の赤と竹・こけの緑が綺麗です。 信楽タヌキがワンポイント。
最後に石柱を。
次は札所二十八番 石龍山 橋立堂です。
駐車場から目に飛び込んできたのはこの大岩壁! 青い空に吸い込まれそう。

この岩壁の麓に観音堂が。
ここの観音様は馬頭観音で百観音のうち 西国二十九番の松尾寺とここだけだそうです。

ここの楓の赤が一番綺麗だった。
納経所はなんと鍾乳洞の入り口でした。 こんな所に鍾乳洞があるとは知りませんでした。
御影を頂きました。
馬頭観音と言うより明王のようです。

続いては札所二十九番 笹戸山 長泉院です。
また本堂撮り忘れ。門もなかったので石柱のみ。

お参りをし御影を頂ました。
参道脇のお庭が綺麗でした。
次は番号がチョット戻り札所二十五番 岩谷山 久昌寺です。
まずは仁王門。

観音堂でお参り。
露出失敗。

今更ですが札所の何カ所にはこんな額が飾られているそうです。 何かの物語になっているそうですが、読めません。

本堂に御影を頂に行きます。 本堂はこんなに日を浴びてるのに、
それに引き替え観音堂は日陰者です。
御影です。
最後に石柱。
次は札所三十番 瑞龍山 法雲寺です。
お庭が見事です。

本堂と紅葉。絵になります。

お参りを済ませ御影を頂きました。

山門はなく石柱だけを。

次に向かう途中通った白久駅
秩父鉄道の終点一つ前。何〜もありません。

次は札所三十一番 鷲窟山 観音院です。
ここまで18kmほど山道を楽しみました。 赤の8号も絶好調です。
まずは仁王門。全面金網(?)始めてみる形です。

門を抜けると仏足石のレリーフ。
いやな予感。終点が見えないほどの石段。
貨物用モノレールがあります。
何度も繰り返される九十九折り。

階段脇の子年の守り本尊。コレを撮っていたら足が動かなくなり、 観音巡り史上初めて階段途中で休んでしまいました。
「赤の8号が米粒のようだ」
(ムスカの台詞とチョット違う)

息も絶え絶えになってたどり着いた観音堂。
静寂の中にも水音が。

崖の上から滝が(とても小さいですが)
本堂脇の池に落ちていました。

その脇には線彫りの千体磨崖仏が。
池の畔、本堂脇にはお不動さん。 画像では解りづらいですが等身大の立派なものです。
お堂でお参りをし、御影を頂きました。
苦労した甲斐のあったお寺でした。

次も少し距離が開き札所三十二番 般若山 法性寺です。
また石段です。

脇には六地蔵。

本堂に着いたと思ったら 観音堂は更に上でした。
また九十九折りの石段です。
観音堂です。
お参りを済ませ裏に回り込むと こんな祠もありました。

観音堂からの眺め。
岩の隙間を抜けて行くと 奥の院があるそうですが当然ご遠慮。
本堂で御影を頂きました。

仁王門と赤の8号。
最後に石柱。
さあ、もう少し。次は札所三十三番 延命山 菊水寺です。
カーナビ指示の道は通行止めになっておりぐるりと遠回りになってしまいました。

お参りをし御影を頂きました。
門はなく石柱を。

最後のお寺を目指しているときに見かけた 絵に描いたような廃校。 背後には山、前には川。 運動場へ渡る専用の橋もありました。 まだまだ活躍できそうです。 子供が居ないのだろうな。
その川にかかる味のある橋。
畑に行くのに使うのでしょう。
川の水はとても清涼です。
偏光フィルターの本領発揮。

いよいよ最後のお寺、札所三十四番 日沢山 水潜寺です。
入り口と書いてあったのでまず石柱。

門代わりの石柱。「日本百観音結願所」とあります。
本堂でお参りです。
御影を頂ました。 結願書なるものも売っていたのですがただの色紙で 名前や日にちも入れてくれないので購入しませんでした。

最後に一番の紅葉!

秩父三十四ヶ所観音霊場巡りコレにて結願




ちなみに最後の紅葉の一枚は
オレンジを強調するフィルタは
使いっていません。
雲や橋の橋脚を見れば解ると思いますが
まさにこのように燃え上がってました。
有料道路なのに思わず赤の8号を止め
撮影してしまいました。

たった二日間で終わってしまった
秩父観音巡りの感想ですが、
「面白かった!」です。
始める前の印象とは大違いでした。
市街のお寺、山奥のお寺、
無住のお寺、民家の納経所、
庭の見事なお寺、バリエーション豊富でした。
正直、もう一度回っても良いくらいです。
もし観音巡りを考えている人がいるなら
秩父観音を三日(3回)ぐらいかけて
巡るのをおすすめします。
(ま〜、いないとは思うけど・・・)
よく第一線を引退したら
寺社巡りをすると言う人がいますが
年寄りには辛い階段が多いです。
今までどんなきつい(長い)階段でも
「ゆっくりでも良いから止まらずに」っと
登ってきましたが今回は遂に折れてしまいました。
体力がなければ寺も巡れない。
体鍛えなきゃ!

コレで板東観音の御軸。
秩父観音の御影と揃いました。
あと残すは西国観音のみ。
こちらももう少し。
百観音が見えてきました。
頑張って巡ります。