百観音巡り

・板東編 第八回 房州ノ巻

         2010−9−29(wed)

ついに来た。
善光寺参りから3年4ヶ月。
鎌倉での発願から丸3年関東各地を巡ってきました。
この旅も今日で終わりです。
終焉の地は上総・安房ノ国、今の南房総です。
さて、出発しますか。

房総半島の先端近く館山まで行くので早起き。 5時に出発です。
まずは最初のお寺第三十番札所 高蔵寺(高倉観音)です。 これは仁王門。
これが本堂。本日一番の般若心経を唱えます。
また観音様は拝めないのかと思ったら こんな看板が。この観音浄土界を巡ればご本尊を拝めるようです。 しかし拝観開始は1時間後。本日はまだまだ先がありあきらめました。
このお寺はネットの海では結構「珍寺」として有名。
ココココ参照。
こんな看板や・・・

こんなのもいます。
中でもインパクトが強いのがこれ。
男根石です。

そしてこれが女陰石です。
現物は結構リアルでこんなのが門の脇にゴロンと置いてあります。 さっきの「観音浄土界巡り」をすればもっと色々見れるようです。 (↑のサイトに画像あり!禁未成年!!笑。 象の答えもあり)

本日一つ目の御朱印。

最後に石柱を。
房総半島中央部は意外と山深く、次のお寺も山の上。 参道を歩いて行きます。
絵に描いたような見事な九十九折り。 ドリフトを決めたいところです。
やっとたどり着きました。二天門です。
やっと終点かと思ったらまだ先が。 第三十一番札所 笠森寺(笠森観音)です。 全国的にも珍しい四方懸造りの観音堂です。
江戸時代から有名だったらしく歌川広重も描いています。 さすがにチョット誇張されて描かれてます。
まだまだ登りが続きます。
やっとの事で到着。 般若心経を唱えお参りします。正直息が上がり苦しかったです。 観音堂からの眺め。
本日二つ目の御朱印。

帰りに下を覗くとこんなカンジ。
おきまりの石柱。
帰りに気になったものが。これは子授けの楠で、 この穴を潜ると子宝が。その穴を覗くと・・・
観音様が。つまりこの穴は女性の・・・
仏教は結構Hです。

さらに山道を行きます。 目的のお寺の駐車場に到着すると片隅にこんなモノが。 目指すお寺はまた山の上です。 しかし今回は上にも駐車場がありそうです。(良かった〜)
第三十二番札所 清水寺(清水観音)です。 これは仁王門。

これは四天門。私の好きな四天王が守ります。
本堂(写真忘れ)で般若心経を唱えお参りし、 百観音堂へ。もうすぐこれがオレのものに。
本日三つ目の御朱印。

締めに石柱を。
次のお寺は房総半島の先端館山市になります。 山を突き抜け海沿いを行きます。

本日また板東編最後、区切るとなるお寺、
第三十三番札所 那古寺(那古観音)です。

仁王門にはさすがに海辺のお寺、鯛が居ます。
多宝塔などもあり伽藍が広がります。
これが本堂。般若心経を唱えお参りします。 家内安全とみんなの健康を願いました。
お寺は崖を背に建っておりこんなお堂も。 大谷寺のようです。
そして本堂からはこんな眺めが。
鏡ヶ浦(館山湾)です。眺めていると 板東編が終わったこともありホッとした気分になってきました。

これが最後の石柱。

本日四つ目、最後の御朱印。
やった〜!

これにて結願。