百観音巡り

・板東編 第五回 下野ノ巻

         2010−02−24(wed)

正月も過ぎ落ち着いてきたので
観音巡りの再開です。
今回は下野ノ国、今の栃木県です。
本来ならば前回の上州と一緒に廻る所なのですが
紅葉狩り渋滞と鵲橋観光(見ただけですけど)の為時間がなくなり
再挑戦です。なので今回も三ヶ寺。のんびり行きます。

とは言うものも結構距離があり、 さらに高速が効率的に使えないため 朝五時起き下道で初めのお寺を目指します。
さすがにまだ暗くHIDが威力を発揮します。コレがロー。

コレがハイビームです。
ん〜〜、やっぱり写真では明るさがイマイチ伝わらん!

夜が明けてきたところで 渡瀬遊水池を通過。
霞んでいて果てが見えません。

途中こんな石灰鉱山地帯を行きます。
周りの山が皆「武甲山」のようになっています。 道はダンプだらけで路面はダスティー。とても神経を使いました。

本日最初のお寺第十七番札所 満願寺(出流観音)に到着。
仁王門の脇に道路があったので 赤の8号と記念写真。

コレが本堂。
般若心経を唱えお参りします。

千光寺のように山中の斜面にあり 境内に平場があまりありません。
こんなモノ(十三石塔)も有りなかなか趣があります。


奥の院には鍾乳石があり、それが観音様の 後ろ姿に見えるそうです。
見に行こうかなと思ったけどこの距離と落雪注意を見てあきらめました。

本日最初の御朱印


お約束の石柱。
仁王門の前にありました。
さあ次のお寺をナビにセットし出発です。

非常に特徴的な本堂。第十九番札所 大谷寺(大谷観音)に到着です。
この観音様は大谷石の洞窟の壁に直接掘り出されています。
大谷石は脆いのでだいぶ崩れていて想像力をフルに生かし拝みます。

ちょうどいい画像があったので拝借。
これはアニメ「茄子・スーツケースの渡り鳥」に出てきた大谷観音です。
このアニメの舞台は宇都宮市郊外、大谷寺近くの宇都宮市森林公園で、 設定として現地チーム・ヘルパーの女の子の実家がこのお寺となってます。

壁面に掘り出された観音様を覆うように本堂が建てられているため この様に見えます。
アニメーターがジブリ系の人のため左の主人公[ペペ]はルパン。 右の[チョッチ]は次元にそっくりです。

お寺の周りは石だらけのためいろいろなところに仏さんが。

本堂を出て裏に回るとこんなモノが。
中華式?韓国式?鳥居なのかな?初めて見ます。

大きな池もあり弁天様と白蛇がいます。
本日二つ目の御朱印


順序が逆になりましたが仁王門。
すぐ後ろの山の洞窟(窪みかな)に本堂がめり込んでおり アニメのような参道や回廊はありませんでした。

ここは看板です。

本堂の前の山にはこんな人もいます。
大谷平和観音です。

確か小学校の修学旅行で日光の帰りに寄ったのですが もっと山の中だったような気が・・・。
展望台があり観音様のすぐ脇まで行けます。

ここもアニメに出てくるのですがちょっと景色が違います。
黄色い斜線の部分が開削されており隧道が無くなっています。 小学校の時はトンネルを潜った覚えがあるのでアニメ制作後に 作業をしたのでしょう。
あと見る角度でしょうか観音様の衣が微妙に違うような気がします。

この展望台から大谷石の山にめり込んだ大谷寺がよく見えました。

平和観音前は公園になっており採石場跡がみれます。
まるで地下迷宮のようです。
次は焼き物の町、益子です。

本日三つ目にして最後のお寺、 第二十番札所 西明寺(益子観音)です。
気持ちのよい山道を駆け上がってきました。

般若心経を唱え拝みます。
写真は境内にある三重ノ等。本堂の写真を取り忘れた!

石柱を探したのですが見つかりません。
写真は非常に趣のある納経所。

御朱印を貰おうとしたら看板を発見してパチリ。

本日三つ目の御朱印。


本日も絶好調の赤の8号。
まだお昼前なのでチョット寄り道を。

筑波サーキットです。
ここは第1ヘヤピン。

今日は練習走行日。帰り道なので誰か知り合いがいないかなと寄ってみましたが、 もう学校を辞めて7年。さすがに知った顔はいませんでした。
ここは最終コーナを内側から。

ちょうど2輪から4輪の時間帯へ。
パドックにはこんなのもいます。

面白そうなので第1ヘヤピンに戻り のんびり観戦。あっ、練習走行だから観戦ではないか。
腕の差がかなりありヒヤヒヤ、ドキドキ結構楽しかったです。


3時過ぎには帰宅しました。
天気も良くのんびりドライブでした。

残り六七観音!